ガッテンで放送。普通のオーブントースターで高級トースター並のおいしさ!
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ためしてガッテンが新しくなって、「ガッテン」になりました。最初の放送は春のトースト祭りです。このところ、おいしいパンがとりだたされることが多いですが、中でもおいしいトーストというのは、話題になります。高級トースターなども発売されていますが、できれば家庭にあるオーブントースターでおいしいトーストが食べたいですね。
日本の食パンはそもそも、世界的にみてトップレベルのおいしさだそうです。世界でみる通常の食パンと比較すると、見た目でわかるレベルでキメの細かさが違います。
日本の食パンは表面の気泡の大きさが細かく、ソフトでしっとり、ふわふわとした食感があるのが特徴です。
その理由は、日本独自の作り方にあり、パンの生地の混ぜ方は2度に分けて行うことや、生地を寝かす時間は通常は1時間程度のところを4時間寝かすようにしています。
これが日本のスタンダードなんですね。私たちは、そもそもおいしい食パンを食べているんです。
ただ、そう言われても、それだけでは足りませんよね。
トーストの方法でおいしさが格段に変わってくるというのです。
目次
普通のオーブントースターと昔のポップアップトースター
一般的に使用されてる、いわゆる普通のオーブントースターは様々な機能があり、フライを温め直したり、グラタンを作ったりすることができます。
ただ、食パンをトーストすることがとても苦手なようです。
その一方で、昔からあるトーストを縦に入れて、焼けるとポンっと上に飛び出してくるポップアップ式のトースターは、トーストを作るのに特化していますので、とてもおいしくトーストができます。
そして、最近話題になっている高級トースターも、もちろんすごくおいしくトーストができます。
最近の高級トースター
話題の高級トースター「アラジン グラファイト グリル&トースター」と「バルミューダ ザ トースター」を見てみます。
アラジン グラファイト グリル&トースター
こちらは、その名のとおり、グラファイトシートという技術をトースターに応用したものです。グラファイトシートとは、衛生のはやぶさにも使われているもので、とても高い熱伝導率があります。
このグラファイトシートを利用してトーストを作っているのです。通常のトースターの2倍の早さで高温になり、おいしいトーストを作っています。
バルミューダ ザ トースター
こちらは、水分を利用してトースターを高温にしています。
トースターを使用する前に水を補給する部分があり、そこに水を入れます。水分は空気よりも熱伝導が高いため、水蒸気があることでパンに熱を伝えやすくするのです。
トーストは水分でおいしさが決まる!
トーストはパンに含まれる水分によって、おいしさが決まってきます。サクッとふわっとするためには、パンの中に一定の水分が含まれているのです。
水分はトーストすると、トーストする前よりも水分量が下がるのですが、先の高級トースターでは水分量がトーストする前よりも増えます。
高級トースターは早く高温になるため、パンの表面が熱で固まって中に水分が閉じこもっていくのです。しかも、中心に水分が入っていきますので、最初よりも水分が増えていきます。
通常のオーブントースターでは、ゆっくりと温度が上がっていきますので、パンから水分が蒸発してしまうのです。
このことにより、通常のオーブントースターではトーストがおいしくならないのです。
なお、昔からあるポップアップ式のトースターでは、熱源がパンに近く、パンが狭い場所に閉じ込められているので、早く温度があがっておいしくできるというわけです。
普通のオーブントースターが高級トースターと同じレベルに!
では、どのようにしたら普通のオーブントースターでもおいしくトーストができるのでしょうか。
それは、パンに熱が伝わるのを早くすればいいのです。
その方法は、食パンの耳を切ってトーストする。
ただそれだけです。切った耳は耳だけでトーストします。
食パンの耳の部分は密度が高いため、熱伝導が悪く、パン全体に熱が伝わりにくくなっています。
耳をカットすると、パン全体に熱が伝わりやすくなって、おいしいトーストができるのです。
ちなみに、通常のオーブントースターで耳を切って作ったトーストの水分量は、高級トースターと変わらない水分量となります。
食パンの1本買い
最近は食パンの専門店もあるようで、食パンを1本で買うことが人気のようです。
焼きたての食パンを1本買いすると、そのままでもおいしいし、好きな大きさに切ってトーストもできる。
いいことだらけです。
しかも、普通通り横切りすると、ソフトでふわふわした食感。縦方向に切ると、モチモチとした食感が味わえるのです。
これは食パンの気泡の状態からそのような食感の違いがでるそうです。
食パンの保存方法
大手の食品メーカーが作っている食パンはある程度日持ちしますが、パン屋さんが作っているパンはおいしいのですが、足が早いという点があります。
食べきれない食パンがある場合、冷凍するのがいいのです。
冷凍する際には、冷凍する前にパンに切り込みを入れておきます。
切り込みは、トーストする大きさの食パンに切ってから、表面にグリルの焼き目のように切り込みを入れます。
冷凍した食パンは切り込みを入れないと、トーストしたときに生焼けになってしまうことがありますが、切れ目を入れておくことで、中まで熱がとおり、おいしいトーストが出来上がります。
マリリンモンローの食パンの食べ方
マリリンモンローは日本に公演で来日した際に、帝国ホテルに泊まったようですが、その際にトーストの焼き方をホテルに指示したのです。
それは、食パンの耳を落として、薄くスライスしてトーストしたものです。
この場合、薄くなりますので、水分は飛んでカリカリの食感になります。
食パンの焼けた香ばしさをよく感じることのできる焼き方で、いまでもホテルではマリリンモンローの朝食としてメニューがあるそうです。
まとめ
ためしてガッテンが終了して、ガッテンが始まりましたが、いつもどおり、とてもためになるいい放送でした。
食パンは耳を切ってから、オーブントースターに入れるとおいしくなる!
すぐにでも試したくなりますね。
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