暑中見舞い、残暑見舞いの送る時期、文例、書き方などを解説します


暑中見舞いと残暑見舞いはいつ切り替わるのか。いつからいつまでに送付するのか。年賀状のように浸透していないので、分からない人も多いと思います。暑中見舞いや残暑見舞いの文例、送る時期や書き方について解説します。

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暑中見舞いや残暑見舞いは、年賀状と異なり、何か特別なことがあったときや、そのときの付き合いによって、送付したりしなかったりするものだと思います。

ただ、せっかく送ろうと思っているのであれば、常識にそって送りたいものです。恥ずかしい思いをしないためにも、しっかりと暑中見舞いについて知識をつけてください。

暑中見舞いとは

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暑中見舞い(しょちゅうみまい)とは、暑い盛りに安否を尋ねる儀礼的なもので、家を訪問したり手紙を出すこと、または訪問時の贈り物や手紙そのものを表します。

もともとは、お盆の時に先祖の霊へ供えるものだったのですが、しだいにお世話になった人に対する贈り物となり、さらには直接伺うことから、手紙へと簡略化していったのです。

ここでは、暑中見舞いは手紙のこととして、説明していきます。

暑中見舞いは絶好のチャンス!?

暑中見舞いは年賀状と違い、習慣として送るという人は少数だと思います。

あまり習慣となっていないのであれば、逆によい機会ととらえ、お世話になっているのに少しご無沙汰になっている人などに送付することで、相手に思い出してもらうきっかけになると思います。

また、お中元をもらった場合はその御礼として送付したり、結婚・出産・転居など、それ自体で報告するのは少し大げさだと感じる場合には、暑中見舞いと合わせて報告することは一般的に行われています。

その他、企業からDMを送るにしても、時期を外してしまえばただのDMになってしまいますが、暑中見舞いという形をとれば、それだけで受け取った側の印象が変わってきます。

学校であれば、先生と生徒さんの間でやりとりをしてみたり、旅行先から送付するのもいいでしょう。

暑中見舞いは、年賀状のように誰もが送付するものではないので、暑中見舞いを送ることの効果は大きいと思います。

暑中見舞い、残暑見舞いを送る時期

暑中見舞い、残暑見舞いの送付時期は、基本的にお中元と同じです。

立秋を境に暑中見舞いと残暑見舞いが変わってきます。

季節の変わり目は、二十四節気や雑節で区切られ、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」もそれに応じることとなります。

お中元については以下の記事で詳しく解説しています。

二十四節気とは

立秋を境に暑中見舞いと残暑見舞いが変わるというのはどういうことでしょうか。

二十四節気とは、太陽の一年間の周期で四季の変化を判断できる基準のようなもので、中国で考案されて暦とともに日本に伝わったものです。

この二十四節気は一年の太陽の動きを明確にしたもので、昔は冬至を基準として次の冬至までの日数を24等分にして、一年間の太陽の位置で暦を表現していました。

現在でも国立天文台が毎年計算して、その年の二十四節気の日付を取り決めて発表しています。

→ こよみ用語解説(国立天文台)

この二十四節気の中に、立秋が示されていて、通常は8月7日頃になります。

この立秋とは秋の気配が感じられる頃という意味であり、これ以降の暑さを残暑というわけです。

雑節の土用とは

二十四節気のほかにも季節の移り変わりをあらわすものとして、雑節というものがあります。

その中に立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間をさす「土用」というものがあります。

土用は特に夏を指すことが一般的で、8月7日の前18日間をいいます。この18日間は最も暑いと言われている期間であり、暑中見舞いを送付する期間になります。

ちなみに土用丑の日とは、この夏の土用の期間にある丑の日をいいます。

丑の日は干支と同様に基本的に12日に1回ありますので、土用の期間に1回から2回あり、その年によって異なります。

2019年の土用の丑の日は、7月27日(土) です。

暑中見舞いを送る時期

暑中見舞いは夏の最も暑い時期の土用の期間に送付します。

具体的には、例年、7月20日頃から8月7日頃となります。

2019年は土用の開始は7月20日、立秋は8月7日になりますので、その期間に届くようにします。

なお、梅雨が長引くようであれば、梅雨が明けてから送付した方がいいでしょう。梅雨の間では暑中見舞いになりませんので。

残暑見舞いを送る時期

残暑見舞いについては、立秋から処暑の頃までがいいでしょう。

処暑とは二十四節気で、暑さがおさまる頃を表します。日付では8月23日頃になります。

2019年は、立秋が8月8日、処暑が8月23日になりますので、残暑見舞いは8月8日から8月23日に届くように送付します。

また、処暑を過ぎてしまっても、8月中に届けば問題ありませんので、それを目安にしてください。

2019年の「かもめーる」、くじの日

かもめーるとは、日本郵便が毎年6月~8月中旬まで販売する「夏のおたより郵便葉書」のことをいいます。

くじがついた葉書になっていますので、暑中見舞いや残暑見舞いをもらった側が楽しめるようになっています。

2019年の販売期間は2019年5月30日(木)〜8月23日(金)となっています。

かもめーるのくじは、例年9月初旬に抽選を行っていますので、8月中に届くことを目安に相手方へ送付しておきましょう。

2019年のくじの日は、2019年9月2日(月)です。

暑中見舞いの書き方

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暑中見舞い、残暑見舞いは挨拶であって、堅苦しい決まりごとはありません。

ただし、季節の挨拶である以上、基本的な形は押さえておきたいところです。

すべてを記載する必要はありませんが、主に記載する内容は次のとおりです。

暑中見舞い・残暑見舞いに書く内容

  1. 「暑中お見舞申し上げます」といった挨拶を書く。
  2. 日頃お世話になっていることに対する御礼を書く。
  3. 身近なことを書き添えて、自分の近況を書く。
  4. 相手を気づかい、夏のあいだの健康を祈る言葉を書く。
  5. 相手の家族への心遣いの言葉を書く。
  6. 日付

少し細かく解説します。

1 暑中見舞いの挨拶

「暑中お見舞い申し上げます」や「暑中お伺い申し上げます」などと記載し、残暑見舞いであれば「残暑お見舞申し上げます」や「残暑お伺い申し上げます」と記載します。

これは、冒頭部分に大きく記載するのが一般的です。

2 日頃の御礼

お世話になったことなどに対して、一言御礼の言葉をそえます。

3 自分の近況

近況については、一般的な内容ではなく、自分自身のより具体的な内容がいいでしょう。引っ越ししたり、結婚したりという事実があれば、そういったことを記載します。

4 相手の健康を気づかう言葉

暑いさなかになりますので、健康を気づかう言葉を添えることを忘れないようにします。

5 相手の家族への心遣いの言葉

相手の家族の皆さんが元気でいられるようにといった心遣いを書くと、一層気持ちが伝わります。

6 日付

日付には「平成○○年○月」と書くだけで問題ありません。また、「平成○○年盛夏」といった記載方法もあります。

また、残暑見舞いの場合には「平成○○年晩夏」、「平成○○年立秋」、「平成〇〇年葉月」、「平成○○年八月」といった記載になります。

7 その他

「拝啓」や「謹啓」といった頭語や、締めくくりの結語は記載しません。

暑中見舞いの例文

汎用的なもの

最もシンプルな形の文例になります。

暑中お見舞い申し上げます。

元気にお過ごしでしょうか。当方は相変わらず元気に過ごしております。当分はこの暑さが続くものと存じますが、一層のご自愛、お祈り申し上げます。

平成〇〇年盛夏

結婚報告と兼ねる場合

暑中見舞いに結婚報告を兼ねる場合は、限られたスペースへの記載になりますので、あまり長くなるようなメッセージは難しくなります。シンプルに記載するとすっきりとまとまります。

暑中お見舞い申し上げます。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

私たちは○月○日に無事に結婚式を挙げ、新たな人生を踏み出しました。

未熟な二人ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

暑さは当分続くかと思いますが、一層のご自愛をお祈り申し上げます。

平成〇〇年盛夏

暑中見舞いの返事

暑中見舞いを受け取るのは嬉しいことだと思います。

思わず受け取った嬉しい暑中見舞いや、出そうと思って先にもらってしまった場合には、通常の暑中見舞いの中に、一言書き添えて、礼状の形にするとよいでしょう。

例えば、次の一言を暑中見舞いや残暑見舞いに加えます。

ご丁寧な暑中お見舞い、恐縮に存じます。一層のご活躍をお祈りいたします。

まとめ

暑中見舞いや残暑見舞いについて、出す時期や文例などを中心に解説してきました。

出そうかな・・と悩んでるのであれば、ぜひ出してみることをお勧めします。

相手の人と何らかの連絡を取りたいのであれば、自分から行動するのが一番確実です!


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