梅干しとあずきで好きなものを食べてダイエット!

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ナイナイアンサーというテレビ番組でダイエットのことを放送していました。梅干しとあずきでダイエットをするというもので、食べるものの制限もなくダイエットができるというのです。

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ダイエットはどうしても、食べ物に制限が出てきますので、なかなか続きません。

しかも、少しやせると食べ物の制限を勝手に自分で解除してしまい、リバウンドに繋がってしまいます。

ここでは、食べ物の制限なしで痩せることのできるという、ナイナイアンサーで放送していた、梅干しとあずきを使ったダイエットをご紹介します。

ダイエット効果について

どうして、梅干しとあずきがダイエットに効果があるのでしょうか。それぞれ簡単に説明していきます。

梅干しのダイエット効果

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梅干しには様々な栄養分、体にいいという成分が含まれているのは、ご存知の人も多いと思います。

中でも、「バニリン」という成分がダイエットにとてもいい効果があるといいます。

和歌山高専の奥野先生は、和歌山で疫学的調査をしたところ、梅干しとBMIに相関関係があるということがわかってきました。

この調査では、一日に3個以上の梅干しを食べている人はBMIが低いというのです。

それが、バニリンという成分の効果だということで、肥満予防にとても効果があるのです。

このバニリンという成分は梅干し以外にはほぼ含まれていないということで、とても貴重な成分です。

バニリンは小腸で吸収され、体の脂肪細胞に刺激を与えることで、脂肪が燃焼されるためダイエット効果があるのです。

あずきのダイエット効果

もう一つのあずきについては、どうでしょうか。

あずきには多くのポリフェノールが含まれています。ポリフェノールといえば、赤ワインやチョコレートなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、ポリフェノールは次のような効果があります。

  • 血糖値の上昇を抑える。
  • 糖が脂肪に変わるのを抑える。
  • 動脈硬化などの原因とされるコレステロールを体外に排出する。

では、赤ワインやチョコレートと比べて、あずきがいいのはなぜでしょうか。それには、次のような理由があります。

  • あずきに含まれるポリフェノールは赤ワインの約1.5倍〜2倍にもなる。
  • 赤ワインやチョコレートに含まれる糖質は「単純糖質」であり、吸収されやすい。
  • あずきの糖質は「複合糖質」であり、吸収が緩やかな糖質であること。

こういったことから、あずきからポリフェノールを摂取することが、最もダイエット効果が高いと言えるのです。

梅干しとあずきを使ったダイエットのやり方

やり方はとても簡単です。食事の前にあずきのスープを飲んで、食事の際に梅干しを食べることです。

ただし、それぞれひと手間加えなければなりません。その方法をご紹介します。

梅干しの食べ方

梅干しにはバニリンという成分が含まれていて、その成分がダイエット効果を引き出すと言いましたが、ただ梅干しを食べるのではなく、梅干しに一度熱を加えます。

熱を加えることによって、梅干しに含まれる別の成分のバニリングルコシドという成分がバニリンに変化して、バニリンを20%も増加させるのです。

やり方は簡単です。梅干しを10個ほどであれば、ラップをして電子レンジで500Wなら1分間加熱します。これで完了です。

このことによって、バニリンが20%増加します。梅干しは加熱しても味にほとんど変化がないので、温めたばかりの梅干しを食べると、温かい梅干しになります。

一度温めてバニリンが増加した梅干しは、冷ましてもバニリンの量に変化はないため、冷蔵庫で保存して後で食べても構いません。

また、食べる量は一日に3個で十分ですので、1回の食事に1個食べるイメージです。

あずきの取り方

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あずきはスープにします。

通常のあずきの調理では、あずきを煮た煮汁を捨ててしまうと思いますが、煮汁にはあずきのポリフェノールがたっぷりと溶け出しているのです。

このポリフェノールをしっかりと摂取しようということです。

あずきスープは次のように作ります。

  1. 500ml程度入る魔法瓶(保温ボトル)を用意します。
  2. ボトルに乾燥あずきを50g入れます。
  3. 塩を少しと、コンソメキューブを1粒入れます。
  4. そこに熱湯を400ml加えます。
  5. ボトルを横にした状態で一晩(6〜7時間)置いておきます。

これで完成になります。

においはあずきですので、おしるこのようになります。味はおいしいという訳ではないですが、継続して飲むことのできる味だと思います。

スープを作った後に残ったあずきも、しっかりと摂取します。あずきには食物繊維がたっぷりと含まれていて、その量はゴボウの3倍、さつまいもの8倍といいます。

食物繊維は水分を吸収しながら腸を刺激して排出されるため、便通がとてもよくなります。

腸内環境がよくなっていくため、代謝が上がり、やせやすい身体になっていくのです。

あずきの調理法

テレビ番組では、このあずきスープを作った後に残ったあずきを使って、いくつか調理をしていました。

あずき餃子

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作り方は次のとおりです。

  1. あずきをみじん切りにします。
  2. 塩もみしたキャベツ、大葉、みじん切りのあずきを合わせます。
  3. そこに、おろしたにんにくと生姜を加えます。
  4. 食材をよく混ぜます。
  5. あずきに下味が付いているので、味付けはなし。
  6. 餃子の皮で包んで焼きます。
  7. あずきにはきちんと火を通します。
  8. 焼きあがったら完成。

その他のあずき料理

他にもあずきをひき肉に見立てたミートソースや、ハンバーグのひき肉にあずきを入れた、あずきハンバーグを作っていました。

ミートソースはあずきだと気づかないくらいに作れるようです。


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