iPhoneSE、iPadPro9.7インチが発表!気になるスペック、防水機能などは?

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iPhoneを好きな人の中には、iPhone5Sのデザインが一番よかったと思っている人もいるのではないでしょうか。スティーブジョブズの頃のデザインといってもいい、iPhone5Sのデザインに6Sのスペックがのったという今回のSE。そして、iPadProもiPad Air2から刷新した形で投入されました。そんなアップルの新製品を少しご紹介します。

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アップルが日本時間の3月22日午前2時からイベントを開催しました。

うわさされていたiPhoneSEがやはり、発表されました。

iPhoneSEは、iPhone5Sと同じ大きさとなり、6Sと比較して小さくなっています。4インチのiPhoneに対しては需要が高く、この需要を反映した形で発表されたことになります。

故スティーブジョブズ氏は、iPhone4Sを最後にこの世を去りましたが、おそらくiPhone5はその時にコンセプトなどできあがっていたと思われます。

iPhone5とiPhone5Sのデザインは変更がありませんので、ある意味で最後のiPhoneになるのが、このiPhone5Sとも言えるのではと思います。

そういった意味でも、今回のiPhoneSEは注目に値すると思いますし、個人的にもとてもデザインが好きですし、現在の6Sから買い換えようかと考えてしまいます。。。

iPhoneSEのほかにもiPadProの9.7インチ版が発表となり、これまでのiPad Air2はProに置き換わった格好です。

また、Apple Watchも価格が改定されて、交換用の時計バンドが春らしい仕様になりました。

新しいiPhoneとiPadProをご紹介します。

予約開始日と発売日

今回、発表されたiPhoneSE、iPadPro9.7インチともに、予約開始日は3月24日、発売日は3月31日になります。

iPhoneSE

iPhone

デザイン

カラーは4色で、シルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドになります。iPhone5Sと比較するとローズゴールドが増えました。

個人的にはiPhone5Sのデザインはかなり好きですので、これにローズゴールドが加わるということにとても喜んでいます。

ボディは、ビーズを吹き付けたサテンのようなアルミとアップルでは言っていますが、これまで以上に手触りのいいアルミのボディになりそうです。

大きさは、123.8 × 58.6 × 7.6ミリとなりますので、iPhone5Sと全く同じ大きさになります。

iPhoneSE iPhone6S iPhone5S
123.8× 58.6 × 7.6ミリ 113g 138.3× 67.1 × 7.1ミリ 143g 123.8× 58.6 × 7.6ミリ 112g

性能・スペック

スペックについては、iPhoneSEはiPhone6Sと基本的には同等の仕様になっています。A9チップと搭載していますので、iPhone5Sと比較するとゲームやグラフィックのパフォーマンスが劇的に向上していることがわかります。

また、歩数や移動距離などの記録も可能であり、加速度センサーやコンパスなども従来以上に向上しています。

iPhoneSEのチップはA9チップとなりましたので、iPhone5Sと比較すると、CPUのパフォーマンスは2倍になり、3Dグラフィックスの表示などの処理(GPU)については、3倍のパフォーマンスとなっています。

容量については、従来の5Sが16GBと32GBだったのに対して、SEでは16GBと64GBになりました。

ただし、iPhone6で初めて搭載された気圧センサーや、iPhone6Sで初めて搭載された3Dタッチの機能はありません。大きさに制限がある分、追加の機能を一部省いているのかもしれません。

また、LivePhotosなどのiPhon6Sで搭載されたものについては、しっかりとSEでも仕様できるようです。

主な機能・スペックの比較は次のようになります。

主な機能・スペックの比較
iPhoneSE iPhone6S iPhone5S
画面 4インチ
Retinaディスプレイ
4.7インチ
Retina HDディスプレイ
4インチ
Retinaディスプレイ
チップ A9 A9 A7
容量 16GB 64GB 16GB 64GB 128GB 16GB 32GB

バッテリー関連

バッテリーについては、iPhone5Sと比較すると向上しています。ほぼiPhone6Sと同等になったようです。

バッテリー関連の比較
iPhoneSE iPhone6S iPhone5S
連続通話 最大14時間(3G) 最大14時間(3G) 最大10時間(3G)
連続待受 最大10日間(3G) 最大10日間(3G) 最大10日間(3G)
インターネット 最大13時間(4GLTE) 最大10時間(4GLTE) 最大10時間(4GLTE)

防水機能は?

防水機能の搭載も期待されたところですが、今回のiPhoneSEでは搭載されなかったようです。

こちらについては、次回以降に期待したところですが、搭載を設計しているかどうかも不明です。

価格

気になる価格ですが、画面が小さくなっていることなどもあり、また、一部機能を省いていることもあり、iPhone6Sと比較すると安くなっていることがわかります。

iPhone6Sにしたけど、ちょっと大きいとか、iPhone6Sはデザインが気に入らなかった人には嬉しいですね。

値段の比較(SIMフリー版)(税別)
iPhoneSE iPhone6S iPhone5S
16GB 52,800円 86,800円 58,800円
64GB 64,800円 98,800円 ——円

下取りについて

機種変更などでスマホを買い換える場合など、下取りをしてくれます。

各キャリアでも下取りを行っていますが、アップルでも行っていて、オンラインではアップルのギフトカードとなりますが、アップルストアで買い替えを行えば下取り分をその場で割引してくれます。

2016年3月時点では、iPhone5、5c、5Sについては最大で14,600円、iPhone6で最大31,000円、iPhone6Plusで最大36,000円となっています。

キャリアの下取り額とどちらがお得かは、割引の方法などによっても異なりますし、iPhoneの代金を分割にするのか一括にするのかによっても異なると思いますので、自分のスタイルに合わせて検討するといいでしょう。

iPadPro9.7インチ

iPadProで大きく変革したiPadですが、その9.7インチ版が登場しました。

iPad2

これまでのiPadProは12.9インチと大きいことを生かしたモデルとなっていました。また、Appleペンシルが登場したこともあり、とても話題になりましたし、欲しいと思いました。

ただ、私としては、iPadは家の中でネットの閲覧をしたり、YouTubeで動画を見たりする程度で、仕事に使用することもなかったので、iPad2を未だに使用している状況です。

今回は9.7インチの登場、しかもアップルペンシルも使用できるし、マルチタスクも結構便利な感じです。スマートキーボードも新たに発売されますので、私としてはiPhoneSEよりも注目しています。

性能・スペックなど

iPadPro12.9インチと9.7インチ、それから、iPad Air2を比較してみます。スペックについては9.7インチモデルも、12.9インチモデルをしっかりと継承していて、A9Xにコプロセッサ(CPUの補助装置)としてM9を使用しています。

また、iPadProのスペックでiPad Air2の重さというのも、見逃せないところだと思います。

主な機能・スペックの比較
iPadPro9.7 iPadPro12.9 iPadAir2
画面 9.7インチ
Retinaディスプレイ
12.9インチ
Retinaディスプレイ
9.7インチ
Retinaディスプレイ
チップ A9X(M9コプロセッサ) A9X(M9コプロセッサ) A8X(M8コプロセッサ)
容量 32GB 128GB 256GB 32GB 128GB 256GB 16GB 64GB
重さ 437g(Wi-FI)
444g(Wi-FI,Cellular)
713g(Wi-FI)
723g(Wi-FI,Cellular)
437g(Wi-FI)
444g(Wi-FI,Cellular)

カメラについて

iSightカメラですが、こちらはかなりスペックが上がっています。ただし、カメラ部分がiPhone6Sと同様に外に少し出ているようですので、デザインとしては少し残念な気がします。

カメラの比較のスペックについては次のようになります。

主なカメラのスペックの比較
iPadPro9.7 iPadPro12.9 iPadAir2
解像度 12メガピクセルの写真 8メガピクセルの写真 8メガピクセルの写真
LivePhotos
オートフォーカス FocusPixelsを使用のオートフォーカス オートフォーカス オートフォーカス
ビデオの手ぶれ補正 映画レベルの手ぶれ補正 手ぶれ補正 手ぶれ補正

バッテリー関連

バッテリーについては、どのモデルも同様で、Wi-Fiでのネット接続、ビデオやオーディオの再生で最大10時間、電話回線を利用してのネット利用は最大9時間となっています。

画面・サウンドの関連

画面はiPadPro12.9インチモデルと比較して、同じディスプレイを使用していますが、25%も明るくなっています。しかも、タブレット端末としては最も反射しにくいということで、目に優しい設計になっています。

さらに、ナイトシフトという機能があり、暖色系の色にシフトしてくれるのです。ブルーライトがかなり少なくなっているようで、こちらも目に優しい設計になっています。

また、スピーカーについても4基を搭載し、ボリュームが2倍になっています。

左側がナイトシフト

左側がナイトシフト

画面の明るさや、サウンドなどをしっかりとパワーアップしている点も嬉しいことだと思います。

価格

気になる価格は次のようになります。

値段の比較(Wi-Fi版)(税別)
iPadPro9.7 iPadPro12.9
32GB 66,800円 94,800円
128GB 84,800円 112,800円
256GB 102,800円 130,800円
値段の比較(Wi-Fi/Cellular版)(税別)
iPadPro9.7 iPadPro12.9
32GB 82,800円 ——円
128GB 100,800円 128,800円
256GB 118,800円 146,800円

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