隅田川花火大会 2022年の時間・場所・ホテル・レストランを一挙紹介!
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第一会場と第二会場を合わせて2万発の花火があがる隅田川の花火大会です。すごい混雑ですがたまにはレストランやホテルでゆっくりしたいもの。花火鑑賞のスポット、ホテル、レストランを一挙にご紹介します。
2022年の隅田川花火大会は中止となりました。
概要・歴史
隅田川花火大会は江戸時代の徳川吉宗の時代まで遡ります。飢饉などの流行で死ぬ人が多かったことから、両国の川開きにあわせて水神祭を行い、そこで花火を打ち上げたことが始まりと言われ、日本最古の花火大会になります。
「たまや」「かぎや」の花火の掛け声もこのころから始まったもので、花火を作っていた玉屋と鍵屋のことを言っています。双方が相互に花火をあげていったので、それぞれに掛け声がついて、当時から大変盛り上がっていたようです。
両国の川開きとして昭和36年まで両国橋上流で行われていた花火大会ですが、昭和53年から名称が隅田川花火大会となり、現在まで続いています。
古くから続く花火大会ですが、これまで戦争などの影響で中断した時期もあり、また近年でも水質や大気汚染などの影響があったことから、昭和36年から昭和53年までは実施できなかったようです。
隅田川花火大会の打ち上げ場所は、両国の川開きからさらに上流へ移動して2箇所の打ち上げ場所で行われています。
見どころや特徴
全国の花火大会の中でも打ち上げ数はかなり多い方です。2万発の花火が最初から最後まで隙間なく打ち上げられることになります。
特に第一会場では、国内トップクラスの煙火10社が花火の技を競い合います。また、出店も数多く出ていますので、お祭りとして楽しめます。出店の状況などは、後ろの方に記載しています。
例年の状況
例年、70万人から90万人以上の人出があり、今年も多くの人が集まることが予想されます。
花火の様子です。とてもキレイで迫力がありますね。スカイツリーとの共演が見事です。
2021年の開始時間・打ち上げ場所
2021年の開催日程
10月23日(土)午後7時から開催予定です。
詳細は2021年5月1日時点では未発表ですので、以下は例年の花火大会の内容を記載しています。
中止・延期について
荒天で実施できない場合は翌日へ順延。翌日も実施できない場合は中止となります。
花火の数
- 合計 約20,406発
- 第一会場 約9,756発(花火コンクールの200発を含みます。)
- 第二会場 約10,650発
- 尺玉 なし
打ち上げ会場
第一会場 桜橋下流 〜 言問橋上流
第二会場 駒形橋下流 〜 厩橋上流
第一会場と第二会場の両方が乗ったマップも参考にしてください。位置関係が良く分かると思います。
交通アクセス
最寄駅は都営浅草線の浅草駅になります。ただし第一会場、第二会場とあって会場はかなり広いので、観覧場所によっては同じく浅草線の本所吾妻橋、蔵前、とうきょうスカイツリー駅などから歩くこともできます。
行きの状況
当日は花火大会の開始時間に近づくにつれて、浅草駅はとてつもなく混雑します。特に夕方5時を過ぎた頃から混雑度が増してきますので、その時間にはすでに到着して浅草を散歩しているくらいの気持ちでいた方がいいでしょう。
また、他の駅からおりて散策しながら観覧場所に向かうのもいいかもしれません。
帰りの状況
行きは時間がばらけますが、帰りは花火大会の終了と同時にみんなが帰りますので、とんでもない混雑状況になります。
あまり混雑している中を帰るのは危険がつきまといますので、浅草駅は使用せずに少し離れた駅まで歩くか、飲食などして時間をずらして帰るといいでしょう。
当日は宿泊して翌日に帰るという方は早めの予約をお勧めします。下段にホテルについての記載もしましたが、当日の宿泊のみのプランを出しているホテルもありますので、活用してください。
なお、当日の行動は前もって決めておくことが大切です。何時にどこの駅について、どこで食事してどこで花火をみて・・・というように、プラン立てをして行動すると路頭に迷うことがないと思います。
花火を見られる場所
こちらは会場周辺で観覧できそうなポイントになります。参考にしてください。
有料席・市民協賛席
花火を見られる場所は決まっていますので、穴場スポットを探すというのは難しいものです。
いい場所は前日から場所取りなどがされていますし、当日は信じられないくらい混み合います。
可能な限り花火を見る場所はあらかじめ確保しておきたいものです。
有料の市民協賛席
会場 | 募集口数 | 協賛金額 |
---|---|---|
墨田区側両国親水テラス(イス席で第2会場観覧) | 1850口程度(4口まで) | 1口6000円(1口1人) |
台東リバーサイドスポーツセンター野球場(ビニールシート席第一会場観覧) | 1550口程度(1口のみ) | 1口10,000円(1口5人まで) |
台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場(ビニールシート席第一会場観覧) | 500口程度(1口のみ) | 1口10,000円(1口5人まで) |
台東リバーサイドスポーツセンター野球場(ビニールシート席第一会場観覧) | 100口程度(1口のみ) | 1口50,000円(1口22人まで) |
申し込み方法
応募はグループで1枚申し込みます。申し込みはハガキで行います。必要事項を記載の上、墨田区役所内の隅田川花火大会実行委員会事務局まで送付します。
申し込み期限:5月15日(水)当日消印有効
花やしきの屋上
花火大会の日のチケットとして、花火の鑑賞もできるフリーパスチケットを販売しています。
昼は遊園地で楽しんで、そのまま花火鑑賞もできるというのはとても嬉しいプランですね。
チケットは抽選販売でセブンチケットなどでインターネットから申し込みができます。
2018年の一般販売は7月14日(土)から7月27日(金)までとなっていました。(コンビニ端末での購入)
- 日時 7月28日(土)
- 料金
中学生〜64歳・・・8,000円
小学生・・・5,000円
65歳以上・・・7,200円
2歳〜小学生未満・・・4,500円
東京スカイツリー
東京スカイツリーでは例年花火大会に合わせて、特別営業を行っています。
展望台からは第一会場、第二会場ともに花火を見ることができます。しかも、眼下に見えるというで貴重だと思います。
2018年の特別営業の状況は次のとおりです。
- 営業時間 17:30~20:30(施設内の店舗は営業時間の変更があります)
- 入場者数 約900名
- 入場方法
- ①展望台+スカイツリーテラスプラン(インターネット販売) 80名様(1組5名まで)22,000円(税込1名)
- ②展望台プラン 350名様12,000円(税込1名)
- ②旅行商品 110名様(東武トップツアーズ等での販売)
- ③オフィシャル・フレンドシップホテル宿泊セット商品 40名様
- ④レストラン「Sky Restaurant 634(musashi)」特別営業 60名様 47,000円(税・サ込1名)
- ⑤東京ソラマチ「夏のメルマガキャンペーン」(プレゼント・抽選)50組100名様
詳しいことはこちらをご覧ください。
→ 隅田川花火大会に伴う東京スカイツリーの特別営業について(TOKYO SKY TREE)
花火が見えるレストラン
天空ラウンジTOP of TREE
ソラマチの31階にあるイタリアンのレストランです。地上150mにあって花火を見ながら食事をすることができます。
WEB予約も可能で、花火大会などのイベントの日の予約は1ヶ月前からの受付になるようです。
今年は6月27日(木)午前11時から予約開始となります。
特別ディナー18,000円/人(税抜)で、席の指定はできないとのことです。(花火を見られない席もあるようですので、詳細はお店に確認してください。)
予約可能時間は次のとおりです。
- 予約可能時間 17:00~ 17:30~ 18:00~
- スペシャルディナー(一人15種類)18,000円(税抜き)
花火大会が雨天の場合は予約が翌日にスライドする点と、花火をうまく見られない席になる可能性がある点に、注意が必要です。
ブラッスリーオザミ ソラマチ店
ソラマチの30階に位置していますので、ロケーションは最高です。
オザミといえば、オザミワールドが丸の内を中心に展開するフレンチのお店です。丸ビルのオザミトーキョーなどの高級ラインからブラッスリーまで幅広く展開しています。また和食のお店なども展開していて、ミシュランで星をとったお店もありますので、味には自信があります。
花火大会のディナーメニューは、例年だと27,000円ほどになってくると思います。
気になる方は直接確認してみてください。
Sky Restaurant 634 (スカイレストランムサシ)
スカイツリーの天望デッキ内にあるフレンチのお店です。地上345mからの絶景を楽しみながら、至極のフレンチを堪能することができます。
花火大会の予約は電話のみの受付で、1ヶ月前の6月27日(木)午前10時から受付を開始します。
ディナーコースは1名47,000円のコース(税・サ込)
午後5時半に入店して、午後7時半まで食事をします。食事後にレストラン内の特設席で花火大会を鑑賞するということになります。
第2会場のみの花火が見られます。
Sky Restaurant 634 (スカイレストランムサシ)
アサヒビール本社のレストラン
隅田川沿いにあるビールの形でおなじみのアサヒビール本社にあるレストランです。
21階、22階から隅田川を見ることができるので、花火大会の様子もよく見ることができます。
それぞれ、人気があり予約は難しいですが確認してみるといいと思います。
- アサヒスカイルーム(展望ラウンジ)
- ラ・ラナリータ吾妻橋店
- レストランアラスカ吾妻橋支店
- 日本料理もちづき吾妻橋支店
浅草むぎとろ本店 LoungeVista
浅草むぎとろは昭和四年に創業した老舗の和食屋さんです。隅田川のたもとにあり花火がよても良く見えます。
特にLoungeVistaはガラス張りのカウンター席から隅田川やスカイツリーを見ることができるので、お勧めできます。
MEURSAULT(ムルソー)
隅田川沿いにあるカフェで、会場が近いこともあり窓越しには花火が良く見えます。例年は予約客のみでビュフェ形式のメニューで営業しています。
今年も昨年と同様に特別ディナーを実施するようです。
内容はつぎのようになります。
- 予約開始日時 7月1日(月)午後3時から(電話のみ 03-3843-8008 )
- 当日の時間 午後5時から午後9時30分(閉店時刻)
- 料金、21,600円/人(税込)※子ども同額
- フリードリンク、料理、ケーキのビュッフェ
詳しい内容はHPか直接お店に確認してください。
ホテル
花火大会の会場周辺のホテルでは、花火鑑賞と合わせた宿泊プランなどを用意しています。どれも豪華なプランですぐに予約でいっぱいになってしまいます。
東武ホテルレバント東京
第一会場、第二会場ともに見ることができて、しかもスカイツリーも見えるという部屋が用意されています。
10階以上の客室で、アメニティーはロクシタンという嬉しいプランです。料金は少し高めですがゆったりと過ごせると思います。
宿泊料金は一人あたり40,000円から70,000円程度となっています。
東武ホテルレバント東京7/27(土)隅田川花火大会観賞プラン
また、ホテル内にある「スカイツリービューレストラン&バ-簾」も、花火が見える絶好のポジションになります。
今年も昨年と同様に、2名で74,000円(税・サ込)から席が用意されています。
- 受付 午後4時30分から
- 食事 午後5時から午後7時(日本料理会席・フリードリンク(アルコール含む)・お土産付き)
- 花火観賞 午後7時5分から午後8時30分(フリードリンク(アルコール含む)・おつまみ(ドライフード))
詳しくはHPをご覧ください。
ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC
2012年8月にオープン。きれいで居心地のいいホテルとして評判のザ・ゲートホテル雷門です。
花火大会の日は宿泊者限定で、13階レストランと14階のバー(テラス)の利用できるなど、例年、様々なイベントを行なっています。
13階は屋内のレストランでビュッフェとフリードリンク(ビールなど)を涼しい中でいただくことができます。また14階はドリンクと軽食をテラスで楽しむことができます。
レストランの食事、朝食などの評判もよく、花火を見るには最もお勧めの場所といえます。
昨年はすぐに完売しています。気になる方は確認してみてください。
ロッテシティホテル錦糸町
第一会場と第二会場の両方の会場を見ることができる、ホテルの北側の部屋で宿泊。宿泊客には焼きたてピッツアとフィッシュ&チップスが振る舞われます。そしてビュッフェの朝食がついたプランになります。
予約は6月2日(日)の午後1時から先行販売、HPでの予約は6月6日(木)午前11時からとなります。
宿泊料金は2名利用で一人あたり、24,000円から50,000円程度(税・サービス料込)になっています。
部屋によってかなり差がありますので、詳細な内容についてはホテルのホームページをご確認ください。
浅草ビューホテル
毎年、隅田川花火観覧宿泊プランを設定しています。花火大会のために隅田川に平行して建設されているというから、プランもスペシャル感があります。
花火は第一会場、第二会場ともに見ることができます。
部屋のグレードや夕食など様々なプランが用意されていますので、詳しくはHPで確認してください。
花火は会場で見る人向けの宿泊プラン(部屋から花火は見えない)
ライフツリー上野
2016年2月にオープンしたホテルで、上野駅のそばにあります。
素泊まりでシングルルームを2名で泊まれるようにして、安く提供するなど、他のホテルと比べて安いのが魅力です。
宿泊プランにはいくつかありますので、ご覧ください。
両国ビューホテル(旧:ザ・ホテルベルグランデ)
ザ・ホテルベルグランデから平成27年11月に両国ビューホテルとなっています。
この時に外壁、客室合わせて半年程度かけて全館メンテナンスを行っています。また、リニューアル後の朝食なども評判がいいのでオススメのホテルです。
こちらも浅草ビューホテルと同様に隅田川花火大会に合わせて特別なプランを用意しています。
ただし、花火大会が見れられるのは第二会場のみとなっています。
その他
その他にも、部屋から花火は見えないけど花火大会当日に宿泊したい人向けのプランを出しているホテルもあります。
当日の浅草近辺の混雑は尋常ではありませんので、電車に乗って帰るのではなく、ゆっくりと宿泊して帰りたいという人にはいいと思います。
だだし、こちらの方もすぐに予約でいっぱいになってしまいますので、宿泊するのであればなるべく早く予約することをオススメします。
屋形船
花火大会の当日は屋形船から花火を鑑賞するのも人気のコースです。
通常時よりも値段が高い上に、予約が取りづらくなります。予約をしたい方は早めに連絡することをお勧めします。
概ねの料金
屋形船の料金には、飲食代と乗船料がかかります。花火大会の当日だと30,000円前後という値段になってきます。
屋形船にも様々な形態がありますので、花火鑑賞だけのプランなども用意されているとこもあります。
具体的には、屋台船のところに直接尋ねてみると早いと思います。代表的な屋台船を載せておきますので、参考にしてください。
屋台やテイクアウトできる飲食店
屋台・露店の状況
たくさんの出店が出ていますので、早くから行っていろいろなところで食べてみると楽しいと思います。
屋台や露店が出ている場所は次の場所です。
浅草寺
最も多くの屋台が出ています。もともと観光地でもありますから、花火大会でないときでも屋台が度々出ています。
混雑していますから、お祭り気分を味わいたい人にはいいと思います。人気の屋台では並んでいるとこもありますから、覚悟していきましょう。
隅田公園
隅田公園は、桜橋と吾妻橋の間の隅田川沿いの場所です。結構広い場所で屋台もかなり出ています。花火がよく見えますので、場所取りをして花火を鑑賞する人が多くいます。
ただし、花火の鑑賞場所としてはとても人気がありますので、前日から場所取りをしている人もいます。当日は午前中の早い時間から場所とりのシートで埋め尽くされてしまいます。
場所がとれれば屋台のもの飲み食いしながら花火鑑賞するのもいいのではないでしょうか。
吾妻橋付近
ここも多くの屋台が出ていて、花火も楽しめる場所なのですが、吾妻橋は交通規制の関係で台東区から墨田区のほうへ向かって一方通行となっています。
立ち止まれない区域になってきますので、おちついて花火を見るのは難しいかもしれません。
汐入公園
こちらも屋台が出ています。混雑していますが、少し離れていることもあり、隅田公園と比べると断然空いています。ここで花火を見る場合も早めに到着した方がいいですが、他の場所と比べるとゆったりめでもいいかもしれません。
両国国技館
営業時間はおよそ午後9時頃までとなりますが、人気の露店は早く店を閉めてしまう可能性がありますので、食べたいものは迷わずに買った方がいいですね。
テイクアウト
花火の際にテイクアウトして、食べながら観覧したい人にお勧めなお店を少しご紹介します。
横綱バーガー 吾妻橋店
肉屋さんが併設していて、そこから肉を仕入れているので、おいしいパテを堪能できます。スカイツリーと吾妻橋の間にあるので、立ち寄りやすいと思います。
満願堂本店
芋きんが有名な和菓子屋さんです。芋きんとはさつまいもで作ったきんつばという感じです。甘さ控えめで、ムチっとした食感があり人気です。デザートにいかがでしょうか。
豊福
黒毛和牛のカレーパンが人気のお店です。選び抜いた国産の和牛を8時間以上も煮込んで作ったという黒毛和牛のカレーパンは、肉の旨み、甘みを存分に堪能できます。
まとめ
隅田川花火大会について、重要なポイントを書いてきました。浅草に親戚が住んでいた関係で小さい頃から隅田川の花火大会を見ていましたので、思い入れもありますし、状況もよくわかります。
重要なことは、当日のプランはとにかく早く決めてしまうことだと思います。花火大会が近づいてくると、プランを決める選択肢が少なくなってしまいます。早めに動けばいろいろなプランを考えることができます。
みなさんの花火大会が楽しくなることを祈っています。
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